二十日鼠と人間
2018.11.10 Saturday 18:42
今日は下の娘と2人で大阪・森ノ宮ピロティホールに三宅健くん主演の舞台、「二十日鼠と人間」を観に行ってきました。
森ノ宮ピロティホールは初めて行く所だったので若干心配してたんですが
森ノ宮駅からすぐ近くだったので全く迷わず行けました。
会場に入った瞬間、「狭!近!」と声が出ちゃいました(でもグローブ座よりキャパが大きいですけどね)。
席は後ろの方だったんですが、演者さんが肉眼で十分見える大きさ。
声だって肉声が十分届く。
舞台の醍醐味ってこれですよねぇ。
ドームや国立規模に慣れてしまっていると他のどの会場も新鮮に感じます。
お芝居の内容は決して明るい話ではないのですが
所々笑いが出るところもあって緊張感がほぐれて良かったです。
声優の山路和弘さんがいい味出してたなぁ(*^ω^*)
章平さん演じるレニーは心と体のバランスがあまりにも取れていないから
あの時代を生きるのは普通だったら難しかったはず。
レニーはジョージがいたから生きてこられたわけだけど、
三宅健くん演じるジョージはそんなレニーを守ってやりながら、その反面トラブルメーカーのレニーを疎ましくも思っていて
なかなかに複雑な関係の2人。
観客はそんな2人をハラハラしながら見守るわけですが
ジョージとレニーそれぞれの行く末に涙することになります。
特に終盤の健くんの演技にはウルッとされられました。
レニーの無邪気さも悲しかったし。
パンフレットで健くんが言っていたように
余白を味わうことのできるいい舞台でした。
二十日鼠と人間
https://www.hatsukanezumi-ningen.jp/